手入れは大事|綺麗な芝生でステキな庭の出来上がり

園芸

森を育てる大事な作業

葉っぱ

木々に十分な日光を当てる

よく「割り箸は森林資源を消費するので環境に悪いのではないか」という疑問に対して「間伐材を使っていればむしろ森のためになる」という趣旨の回答がなされることがあります。これは、間伐という作業が森林の保全に重要な役割を果たしていることから来る主張です。間伐とは森林の木を間引くことによって木同士の間隔を保ち、健全な生育を促すことをいいます。一定面積内に生える本数が多すぎると木が混み合ってしまい、太陽の光が十分に届かなくなることで森林全体の生態系に悪影響を及ぼします。これを防ぐために適当な数の木を伐採し、残った木が十分に枝を広げられるようにします。この作業が間伐であり、伐採された木からできた材木が間伐材です。間伐に対する認知が進めば、今後は間伐材の有用性についても理解が深まるものと考えられます。

人出不足解消のための努力

現在わが国においては、この間伐が大きな課題となっています。というのも、十分な手入れがなされていない山林が増加しており、森林資源が危機にさらされているからです。その主たる理由は、林業の後継者不足にあります。間伐を行わずに放置された森林は、先にも述べたとおり樹木の生育を妨げ、良質な木材を産出することができなくなってしまいます。そればかりでなく、日照不足によって下草が生えなくなった山林は土がむき出しになり、少しの雨でも土砂崩れなどの災害を起こしやすくなります。こうした現状から、最近では各地の自治体が主導して伐採作業のボランティアを募ったり、若手の林業従事者がNPO法人を設立して間伐支援を行ったりといった対策がとられるようになってきています。また伐採の代行を手がける専門業者なども生まれています。